冬部 朔(ふゆべ さく)

大きな体格に恵まれた筋肉量を全部乗せして、目つきの悪い三白眼に傷跡まである貫禄たっぷりの悪人面。かつ、戦闘職の男社会に慣れきってしまっているので言葉遣いも粗野寄り。
作中の誰よりも見た目で損してる誠実な善人。
武道の師範(祖父)が厳格だったので、強いだけでなく礼儀作法も重んじているはず。

元々は主人公的立ち位置にいた人。
精神が安定していて変化量が少なかったため、主人公から支援役の大人になりました。今でも視点カメラはよく持ってもらう。
子どもを守ってくれる大人。鬼狩りという役職上、すべての行為を手放しで善人と肯定はできないのですが「人として」筋を通す大人……として描写することを心掛けねばならないので言動にかなり気を遣う。書き手の倫理観が試されている

天邪鬼副隊長、アドレナリンジャンキー、選択肢に殺しが入ってる学生、無自覚尊厳破壊……の割と最悪な面子が隊としてまとまるのは多分この人が頭だからだと思います。人望があつい。
武術以外がフワフワ+善性で騙されやすかったり搾取利用されても怒らなかったりするあたりで周りが「またあいつは……」ていそいそ世話焼きにいってたのかなと推測しています。学生時代から保護者ヅラしてたのが棗、棗の不在時や対若手なら風見(と巻き込まれ氷崎)、対魔物なら和泉が一番抵抗力ある。同類……?